賃貸住宅（アパート、賃貸マンション）へ入居する場合、毎月の家賃や共益費だけでなく、賃貸契約で必要な費用があります。
敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料、鍵交換代など契約時に全て必要となり、それらを考慮すると、およそ家賃の４～７ヶ月分位が必要となります。

敷金０、礼金０のいわゆるゼロゼロ物件は、お部屋をお探しの時には一見お得な賃貸物件に見えますが、家賃は同等の賃貸物件と比較して割高になっている物件がほとんどです。
また、敷金・礼金ゼロのほかに、余分な費用（会費や保証金などの名目での費用）がかからないか確認しましょう。 このような名目のものは解約時に償却されてしまうものがほとんどなので、基本的には礼金と同じ意味合いのものが多いです。
契約時に敷金をお支払いしていないので、退却時にルームクリーニング代や修理費を請求される場合もあります。
契約時に必ず確認致しましょう。

退去が決まった際に何ヶ月前（何日前）までに連絡しなければならないのか、解約予告を契約時に必ず確認しましょう。
以前はほとんどが一ヶ月前予告でしたが、最近は二ヶ月前予告なども増えています。
退去報告の連絡先、連絡方法（電話、または書類提出）などは、念のため確認しておきましょう。
特に転勤の多い方は、突然の移動があったりすると、引っ越した後も数日間～数ヶ月間家賃を支払わなければならないこともあります。